10/11 鹿児島県霧島連山の新燃岳が6年ぶりに噴火しました
新燃岳は、天孫降臨 霊峰高千穂峰の中ほどに位置する
標高1,421m の活火山です
天照大御神の孫である邇邇芸命(ニニギノミコト)が、
葦原の中つ国をおさめるため降臨した山 高千穂の峰
上の写真は、ニニギノミコトが降臨した際、峰に突き立てたといわれる青銅の天逆鉾(諸説あり)
坂本龍馬が抜いたという 山頂の天逆鉾(現在はレプリカ)
前回の大規模な爆発的噴火の始まり2011年1月27日から
6年9か月ぶりで、当時ほどの大規模ではないものの
噴煙立ち込める様子は目を見張るものがあります
新燃岳は9月下旬から火山性地震が活発化しましたが
木星が蠍座に入ったとたんにドンと噴火しました
6年前の2011年1月は
木星が牡羊座に入ったとたんの大規模噴火で
以降9月までずっと間欠的に小規模な噴火が継続
この時、天王星がもうすぐ牡羊座に入ろうとする27度あたりで
ほぼ木星と合でした
その後 3/12 天王星牡羊座イングレス
更にその1か月後の4月 海王星魚座イングレス
と、影響力強い遠い天体のサイン移動が続いた2011年春
今回、天王星は牡羊座の終わり近く、今26度で逆行していて
木星とはほぼオポジションを成しています
こう見ると、天孫降臨の山岳 新燃岳は 木星と天王星の動きに反応しつつ
火星の勢いが増強増大した時、ドカンとスイッチが入るのかもしれません
今回の牡羊座と前回の蠍座 共通するのはルーラー火星
蠍座のルーラーは現在は冥王星ですが、古典占星術では火星です
トランスサタニアン 土星以遠の天体がまだ発見されていない時代
火星が蠍座のルーラーでした
現在 火星はサブルーラーとなっていて、時代と共にどちらの要素も兼ね備えている
蠍座は熱く激しいものも抱えています
火星、木星、天王星、そして 牡羊座、蠍座、
火、火の拡大、爆発などの象意が混沌と絡まっているように
個人的には思えます
非常時の備えを見直しをしておかなくちゃですね
(高千穂夜神楽彦舞の像)
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