水星の逆行
12/20から水星が逆行します。
水星の持つ意味は
知性、学習(読み書き話し)、情報、伝達、交通、
通信、手紙、電話、パソコン、メール、
現代ではまさにSNS つまりコミュニケーションですね
逆行すると、これらの意味するものが支障をきたします。
コミュニケーションがうまくとれない
交通が滞る、通信機器に問題が起こる
2016年1月の水星逆行は、
今年1年を通して大きな問題を投げかけてきました。
タレントさんのSNSの流出
逆行始まったとたんの翌日の週刊誌に掲載されました
まだ記憶に新しいですね
Mercury
水星は太陽系で一番太陽の近くを回る惑星です
公転速度は早く約88日で太陽の周りを一周します。
水星のまたの名は
ギリシャ神話のヘルメス ローマ神話のマーキュリー
伝令の神、情報の神
足が速く非常に聡明で賢い
天の教えを地の人々に伝える役割を担っていて
翼のある靴を履いています。
水星の公転速度が速いことからこの名前がつけられたと言われます
さて、水星は12/19 0時現在山羊座の15度にいて
山羊座16度にいる冥王星とおおッ!コンジャンクションになる!
…かと思いきや
12/20になったとたん、フワ~っと逆行に転じます
天文学用語では逆行に転じる瞬間
止まった時を「留」といいます。
水星が逆行する期間中は
交通機関の混乱や ついうっかり が増えます。
書類での間違い、凡ミス、うっかり置き忘れ、落し物、忘れ物、などなど
実際 パソコンのつながりが悪くなったり、故障がおきたり
街では車の渋滞、電車の遅延が多くなります
(まあ、都市部では日常的に起こる事でありますが)
私が時々やるのが、電車の網棚に荷物を置いて
降りる駅ですっかり忘れて降りてきてしまうこと 大汗
ホームに出てから気が付いて降りる人々でごった返す電車のドアを引き返し
網棚からババっと 取ってまた降りるという迷惑な
ギリギリのバタバタ経験がたま~にあったりします
あとはこの時期 落し物 してしまいますね
でも、水星の逆行が終わったとたん落とした物が戻ってきたりします
逆行中の落し物はいったん終了するまで待ってみると焦らずにすむかもしれません
本来は、順行中に落としたものが逆行中に戻ってくるという方が多いと思います
水星逆行中 注意すること 水星のメッセージ
水星は地球と違い公転速度が早いため
実際に逆に動くわけではないのですが
地球が水星に追い越される時など、
地球からの みかけの動きが止まって見えたり(留)
まるで逆行しているように見えるわけですね
今年最後の水星逆行は、12月20日から来年1月8日まで
年末年始の移動時期に重なりいつも以上の混乱が予想されます
元旦のおめでとうメールが混雑するのもいつもの事ですが
年賀状の配達に遅れが出なければ良いのですが
水星逆行中は、すべての予定を時間的に余裕をもって行動する事が
大切になってくるだろうと思います。
旅行はなるべくなら見合わせる、車はあまり使わない
データは何重にもバックアップをとっておく
書類は必ず見直すなど、うっかりミスを防ぐための策を取ってくださいね
とはいえ、これは星のひとつのメッセージととらえる事ができるかもしれません
水星は足が早い
今までわき目も振らず走ってやって来た事が
どうだったか、時々きちんと振り返る、検証する、
見直してみる、メンテナンスする、立ち止まる ことも必要ですよ
正しい事をしていないと、見直しを怠っていると大変な事になりますよ、
というメッセージが言外に含まれていると見ることもできるかと思います
また、古い知人に会いやすい時期でもあります
年末年始に故郷に帰った際、同窓会がある人も多いでしょう
学生時代の古くからの友人たちから、有用な情報が入るかもしれません
さらに、昔学んだことをまたやってみる、復習するというのもいいかもしれません
以前やっていて途中で投げ出してしまったことはありませんか
この時期 見直してまたやり始めると
昔はわからなかったことがわかって また興味が湧いたり
来年も引き続きその事を継続していくと 思わぬチャンスを得る事ができるのではないかと思います。