月木星コンジャンクション
昨日、関東のお昼間は大雨の一日でしたが、夜にはすっかり上がりました
雨上がりの南の夜空に 上弦の月からちょっと太ったレモンのような月がきれいに輝き
そのすぐそばで木星が美しく見えていました
大雨のおかげで、チリも汚れもきれいに洗い流され澄み切った空
この記事を書いているのは6/24のお昼ですが
現在、地球の裏側で 月と木星はほぼコンジャンクションしています
SkyViewLifeの画像から
皆なんだか 陽気でのんき、大らか
世はサッカーW杯で盛り上がっています
さて、この夏
木星、土星、火星が 観察に絶好のチャンス到来♪
いずれも夜の見やすい時間帯に南から南西に輝いています
木星・土星・火星の観察好機到来
木星
6月は宵から南の空、深夜に南西の空に。
7月は宵に南から南西の空に見え、夜の間見やすい日が続き
夜中0時前後に西に沈むのは7月末頃です
8月~9月中ごろまでは18時前後から南西に見ることができます
土星
土星の観察好機は7月から10月に訪れます
明るさ0等級で低めの空にちょっとクリームがかった色の星
6/27水曜日 22時頃に「衝(しょう)」
「衝」とは地球より外側の惑星が太陽と真反対に来る時の事
太陽 - 地球 - 土星 という形
この日、土星は19時前に昇ってきて一晩中夜空で輝く姿を見ることができます
21時頃 南東の空、真夜中0時に南中します
天体望遠鏡ならリングが見えますね
今年は土星のリングの傾きが大きいそうです
7月中旬頃から21時前後に南中してきますから
夏休みの天体観測にもってこいですね
ただ、南中時でも高度はあまり高くありません
火星
火星は6/27午前5時に留まり、逆行を始めます
逆行しつつ7/31に地球に大接近してきます
8/28に日付が変わった頃、逆行終了
4月ころから接近してきている火星
AstroArtsさんのサイトでは、火星の動きを動画で見ることができます
今年の火星は、5月に水瓶座に入り、
この逆行を経て11月中旬まで水瓶座に滞在
通常よりも1サインに長く滞在します
水瓶座とは改革、独立、オリジナリティのサイン
サインというのは前のサインを反省し見直しをかけるので
山羊座の現実的で堅固な安定から飛び出して
独立独歩、個性的な枠組みをはずす作業をし始めます
もっと違う世界へ、高い見地へ、軸を変えてみては?と
そのままでいいの?それって本当にやりたいこと?と問いかけ、促してくる
その水瓶座で火星がグリグリ ぐいぐいと動き回るので
その問いかけを無視できなくなるでしょう
この火星水瓶座滞在中、それが真実と感じられるなら
チャレンジを惜しんではいられません