木星が乙女座へ
木星はこの1年獅子座に滞在していましたが、11日に乙女座に移動しました。
木星は1年間ひとつのサイン(星座)に滞在するので、1年の運を観る時に代表的に使われます。
中国では吉星「歳星(さいせい)」と呼ばれています。
獅子座の木星の最後を飾るかのように、太陽、月、火星、金星、と
その人自身を語る星たちが一同に今獅子座に会していて天空は華やかです。
木星は太陽系の中で質量共に一番大きな星で、幸運の星と呼ばれます。
ローマ神話では天空神、気象現象を司る神ジュピターに、ギリシャ神話では全知全能の神ゼウスに例えられていますね。
天体がサインを移動する事は大きな天空のイベント。
書店には「乙女座は12年に1度のラッキーが来た!」という特集が組まれた雑誌が山のように積んであります。
そうなんです☆乙女座さん、ラッキーな季節の到来です!
そして同じ「地のエレメンツ」の牡牛座、山羊座の皆さんもこの木星のラッキーパワーを一緒に享受することになります
エレメンツは4種類 火地風水。
その中の「地」は五感、感覚の星座たち。直観力があり物事の本質を即座に見抜きます。また、身体感覚の五感も優れています。
乙女座の特性のうちポジティブな面は、細やかさ、きちんと、社会や人の役に立つ、
知性的、優れた実務能力、自己管理、健康管理、などがあげられ、
ネガティブな面としては、木を見て森を見ず、細かい部分にはまり過ぎ、批判的などがあります。
サインって、ひとつ前のサインを受け継ぎつつ反省をふまえる役割があります。
獅子座から乙女座へというと、獅子座の行き過ぎを批判し抑えておくという役割が必要となり、
それが乙女座には与えられました。
確かによく皮肉を口にして周囲を辟易とさせる乙女座さんがいますが
しかしそれは、お腹の底から意地悪に評価しているのではなく、ただ直観で、
あるいは五感でそう感じたから正直に感想を口にしただけ、という事があります。
しかし、年齢を重ねればそれを反省して、必要と思われる最低限の範囲でしか(!?)
言わなくなる人が多く、大人対応できるようになります。
差し引いて見てやってください、悪い奴じゃないんです。
さて、木星には繁栄、拡大、発展、成長という意味があり、それが吉星、幸運の星と呼ばれる由縁になっています。
乙女座の皆さんはここから1年やる事が増え、多少バタつきながらも充実した忙しさを経験するかもしれません。
金運についても余裕が生まれそう。
五感を駆使し自己管理しながら集中して頑張っていると、今後の未来のための成長や発展、仕事の拡大、成功、
恋愛においては玉の輿の出会いの場がある、チャンスが広がる、という可能性が大いに期待できそうです。
この幸運とかラッキーな とかの表現からすると、どうしても棚ボタ的にウキウキ嬉しい事がいっぱい起こる、という感じがしますが、
そのような一時的な喜びの連鎖というよりは、忙しいけれど目標を持ち計画をしてきちんとやっていくと、それが将来の実になり良き習慣になるという、大きな流れの幸運をつかみに行く時、というのが「乙女座木星」の感覚かと思います。
バタバタしたけれど、あとから振り返ると幸運な成果を残していってくれた、そんな1年のイメージです。
乙女座は健康管理が得意でもありますから、身体のメンテナンスを考えた時それが木星の拡大にはまって、太るということもあるかもしれません。
いやぁ、太るのは勘弁してほしいですよね。
ただ、食に関して楽しいおいしいことが増えた結果、体重も増える、ということかもしれませんし、
その方が健康的ということもありそうです。
そこは木星は細かいことを気にしない大ざっぱな星ですから、皆さん自分で自己管理、という乙女座チックな配慮が必要になってくるでしょう。
木星のパワーが本格的になってくるのは、9/13乙女座新月あたりからです☆