2017年7月☆丁未月

このたびの 島根、広島 及び九州地方の記録的豪雨により
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます

被害のこれ以上の拡大がない事をお祈り致します

 

 

7月は丁未月★7月7日~8月6日

明日の七夕から 丁未 ひのとひつじ 月 が始まります

「丁未」 の 丁 ひのと は 陰の火

丁は丙の弟です 今年の干支も丁

丙=陽の火 丙の弟で「火の弟 ひのと」
先月の丙 が 太陽 を表すのに対し 丁 は 灯 を表します
火偏に+丁で 灯 ともしび そのままですね

6月の丙、同じ火性の陽気から陰気へ移ります
燦々と光輝く太陽から 暗闇に光を灯す灯火への移行

進んできたこと、上昇、発展してきたことがここでいったん落ち着く様子です

丁の漢字の成り立ちは「釘」を形取ったもので
「安定する」という意味を持ちます

十干では植物が成長し一定の大きさに達して(安定して)きた状態
いずれにしても、いったん安定して落ち着く様子ですね

6月中は 実際 火の事故が多発しました
ここでいったん終息してほしいものです

その他、明日を境に このところエスカレートしていたものは
落ち着いてくるでしょう

 未は

月の干支、未(ひつじ)は 夏の土用の7月のこと
木の枝葉が生い茂る頃の様子です

 

 

 

「未」は一と木からなっていて 木の枝葉の繁茂を表わしています
枝葉が生い茂ると暗くなる
未は「昧」まい に通じ 「くらい」と読みます
あいまい 曖昧の昧 ですね

この昧に否定語の不をつけると「不昧 ふまい」
「不昧」は生い繁った枝葉を剪定し明るく風を通すことから
学問に秀で聡明なこと 道理に明るい事をいいます

昧のままで過ごしていると悪い因習などが放置され
ただ暗く過ごしてしまうことになってしまいます

それはエネルギーを枯渇させ、不活発な陰々とした時となり
暗い気が蔓延しては物事が停滞してしまいます

社会的にも個人的にも、何かしらの問題が起きている時は、
そういう時こそ気持ちを強く持ち、
剪定して枝葉を払落し、
生命を伸び伸びと進展させていく事が大切であると天は示唆します

生い繁り鬱蒼として暗く 風通しの悪い光の当たらない物事
悶々としていること、煩わしい事、もめている事
溜めて来た思いで立ち止まっていては、先の進展が見えません

ここから転じて

古いものと新たな物の向き合い、捨てて受け取る
物事は不昧にしていくことを心掛ける、暗い行動をせず

何事も曖昧にしておかないで、筋を通し問題解決に向けて働きかけていく時です
物事の本質を見失わない様、陰険な行動は慎んで公明正大に物事を進めていきましょう

今年の干支も丁 新旧の勢力が衝突する暗示 でした
実際 先日の都議選では新たな勢力が大勝ち

その他の組織的、個人的な様々な新旧交代劇なども
この月はますます話題にのぼる時となるでしょう

三碧木星月

九星から見ると、今月は三碧木星月です
三碧木星は木の性で、雷、長男、若者、音 を象徴

 

 

三碧木星の時は異常災害が多いと言われています
これ以上、異常気象は起きてほしくありません

防災に関してしっかりきっちり見直して万が一に備えましょう
備えあれば憂いなし
危機管理強化月間と致しましょう

若者の活躍、発展性
新旧交代した新たな青年たちの活躍が期待できそうです

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この記事を書いている人
朱里(あかり)
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