冥王星の逆行
冥王星が21日に逆行スタート切りました
こうやって天体の影響を徒然書いているからなのか
「それ!受けてみろ!」とばかり
わたくし天体の逆行ビームをもろに浴びております
通信機器すっかりしっかり働いてくれてなく
大切なメールをまったく受け取れていなかったことが判明
いえいえ、冥王星逆行は
こんな些末な事を表しているわけでは決してないんですけど
愕然としつつ 本当に しっかりちゃんと見直さなあかん と
通信機器については水星の範疇ですが
この事態そのものが、自分自身の大事な振り返りになりました
冥王星が逆行 世相的には?
冥王星は2006年に国際天文学連合から
準惑星と認定されてしまいましたが
占星術の世界では、形は一番小さくても、太陽系の果てにいる天体のため
太陽系以外の別世界とのつながりを持っていると考えられており
変らず一番大きな影響力を持つ 巨大強大な存在です。
意味としては陰陽そのもの
ALL OR NOTHING
破壊と再生
DEAD OR ALIVE
生と死
究極の変化や変容を促す作用を持つ星
自分自身に深く向き合い、自身の中の不要な物をそぎ落とす
冥王星は審判の星なのです
不可抗力的に物事を根本から変えてしまう力
強制的で徹底的に働く意志を持っています
ご自身のネイタルチャートで、冥王星と他の天体が何らかのアスペクトを持つ方は
ハードに冥王星と遭遇した時、強制的な審判に遭い易い
それまでの行いに対する審判
いい気になっていると非常に恐ろしいことに
かなり精神的にハードなことになってしまいます
私も来ました 過去に
冥王星スクエアパワーを存分に浴び
そのことにより、その後の人生の生き方、考え方が根本から変わった
変わらざるを得なかった というべきなのでしょう
しかし、審判されたことで不要なものを捨て去るチャンスとなり
そこに未練はありません
今までそうしてきたから、ここで捨てる羽目になった
というような事が起こるからです
そう、おてんとさまは見ているのです
冥王星は蠍座のルーラー
冥王星の逆行期間は 4月20日~9月29日朝まで
その間、太陽とオポジション(真向いに向かい合う時)になるのが
7月10~11日頃
個人のみならず
冥王星逆行は 一般的な世相の傾向としても
捨ててしまいたい古いものの処分
身の回りのマイナス思考やネガティブ発言する人々との縁
まったくためにならない悪習慣や日課、思い込みなどの念
そんなものたちを、全部サラッと捨て去って 洗い清めるチャンスの時
本当の自分に正直になること
自分をごまかしていたり 自分を自分でだましていたりすることって
誰にでもあります
自己の不一致
自分の気持ちを見ないようにしている事
恋人の行動で気になるけど、言うと離れて行ってしまいそう
だから本当は必要な行動なのに、 しない
いけないとわかっているけど、そうしなくちゃいけないんだもの
と言い訳をしながら行動する、というような事 ありませんか
そこに眼を向けてみる
自分と正直に向き合うと
なんてこった!と怒りが湧き上がってくることもあるでしょう
そして「これじゃいかん!」となるわけです
これもまた浄化の一環です
怒り、狂気、内なる暴走、
あるいは、立ち止まり、振り返り、見直すこと
そんなことを促す 天体の逆行
山羊座ですから、公的なもの 機関、政治、政界、官僚、公務員
見直すこと あるのでしょうか
あるのでしょうね
冥王星は蠍座のルーラー 対向は牡牛座
さらに
太陽が牡牛座に入ったとたんに 冥王星は逆行を始めました
牡牛座と蠍座は対向にあるわけですが
冥王星は蠍座のルーラー
ここにも意味を見る事ができます
今年10月10日夜10時に 木星が蠍座に移動しますが
このサインインの半年前の牡牛座季に逆行を始めるとは
象徴的な出来事に思えます
冥王星の逆行は9月29日の朝まで
木星が蠍座に入るちょっと前にきちんと元にもどっていきます
なんだか、太陽系天体同士 お互いしっかり対話してるんですね
土星の逆行にしても、天王星の逆行にしても
どの天体も単純に 「はい 逆行してきまーす」と
楽しそうにクルクル行くのではなく
いつも そこに実はこんなこと伏線はってまっせ と
後姿がニヤッとしている感じに思えるのです
そういつも 結局 意味のある事しか起こらない
牡牛座とからめるとするならば それは財運に関することかもしれません
逆行が2ハウスで起こることからも それを連想させます
2ハウスはお金、経済の場所 そうなると
牡牛座は自分のお財布的 金運 自分自身が稼ぎ出すお金
冥王星蠍座は深い となると 資産 財産 不動産
この2つのサインは
お金に関する事に関してはおまかせ!の2大サイン
つまり 牡牛座、蠍座、逆行冥王星の発信したいメッセージは
10月からの蠍座木星季で 経済を掘り起こすために
その準備を今からおさおさ怠りなく遂行せよ!
というミッションに見えてこようというものです
加えて今は、東洋の暦上 土用期間です
これでもか、という天の意志の表れは
今 世の中 各国に緊迫感を与えています
ここで膿を出すチャンスかどうか
自分自身と照らし合わせてみると わかりやすいのかもしれません
最後に強いのは「祈り」です
宗教というのではなく
ただ 自分自身に問いかけながら 手を合わせて
誰かのために祈る
心の奥底から 平和と安寧を 祈る というアクションが
ことの他 大切になるであろう この時期です